一年を通して各地の美術館では多様な企画展が催されています。大人の女性らしく淑やかな着物姿で訪ねるのも一興ですが、ではどんなお着物が相応しいのでしょうか⁉ 「気をつけたいのは、美術館ではあくまで展示品が主役ということ。絵画や作品の邪魔になるような、派手な色合いや柄の着物は、他の方の目に入るとうるさく感じられ迷惑になります。着物はさりげなく、主張しないものがよいでしょう」とは、私の崇拝する故・木村孝(きむらたか)先生の教えです。 こちらは、色無地に暈し染めの帯を合わせた一見平凡な組み合わせですが、絶妙な色合わせと繊細なこだわりがオリジナリティを感じさせます。目立ちすぎず、それでいてキラリとセンスが光る、大人女性ならではのオススメのセットです(^-^)v 【色無地】 準礼装から弔事まで幅広く着ることができる色無地は、自分に似合う色を何枚か揃えておくと便利です。既に一つ紋付をお持ちなら、2枚目は家紋を付けずにお洒落着として楽しめるものを選びましょう。 ◆身丈(背中心)　155.0cm 　※肩身丈だと160.0cmあります。 ◆袖丈　47.5cm ◆裄　68.5cm ◆前幅　24.5cm ◆後ろ幅　30.2cm ◆共八掛 ◆ガード加工済み ※為書きあり 一度着用したのみの美品です。 【袋帯】 漢方染めによる神秘的な色合いと暈し具合が、えも言われぬ風情を醸し出すシンプルながら個性的な帯です。表面は鮮やか系、裏面はくすみ系、二つの表情をリバーシブルでお使いいただけます。 ◆長さ　 ◆幅　 透かし織りのような軽やかな帯なので、単衣の時期にも重宝します。締め跡のない未使用品。 ※単品販売価格 　色無地　18,000円 　袋帯　12,000円 ※セット販売優先